「新しいプラグインが欲しいけどお金がない」
「DAW付属のプラグインだけじゃ物足りない」
そんな悩みを抱えるあなた、必見です。
本記事では、楽曲制作に役立つ12種類の便利プラグインを紹介します!
フリープラグインはたくさんありますが、有料のプラグインに引けを取らないような高性能なものも多々あります。
中にはプロのクリエイターも愛用しているプラグインもあるほどです。
DTM初心者必見!オススメ便利フリーエフェクトプラグイン12選、早速紹介していきます!
OTT
Serumで有名なXfer Recordsからリリースされているマルチバンドコンプレッサー。
マルチバンドコンプレッサーは、特定の帯域ごとに音を圧縮することが可能なコンプレッサーです。
挿すだけでかなり音がバキバキになるので、Depthの値を20〜50%程度に調整しましょう。
フリープラグインながら、プロアマ問わず多くのプロデューサーに愛用されている超人気プラグインです。
GTune
GVSTからリリースされているチューナープラグイン。
入力された音を自動で解析し、メインディスプレイに半音単位で表示してくれます。
視認性がよく、動作も軽いため手軽に扱える便利なプラグインです。
楽器のチューニングはもちろんですが、ベースの耳コピやキックのピッチ解析などにも役立ちます。
Ozone Imager 2
iZotopeからリリースされているステレオイメージャープラグイン。
同社の有名なマスタリングプラグイン、Ozoneに含まれているImagerの無償版になります。
Ozone Imager 2は簡単に音像(音の広がり)を調整できるため、空間の表現や臨場感の演出に最適なプラグインです。
音像がグラフィックで表示されていて、見やすいのも嬉しいポイントです。
https://www.izotope.jp/jp/products/ozone-imager-v2/
Wider
Polyverseからリリースされているステレオイメージャープラグイン。
Ozone Imager 2と同じようなプラグインですが、微妙に音の変化が異なるため、用途や好みによって使い分けましょう。
操作は非常にシンプルで、中央のメーターを上げ下げするだけです。
https://polyversemusic.com/products/wider/
Vinyl
Ozone Imager 2と同じiZotope からリリースされている、ローファイエフェクトプラグインです。
その名の通り、昔のレコードっぽい質感を簡単に再現することができます。
最近はローファイエフェクトプラグインが増えつつありますが、下手な有料プラグインよりも扱いやすく効果も優れているため、Lo-Fi Hip Hopを作りたい方は絶対に入手しておきましょう。
https://www.izotope.jp/jp/products/vinyl-1/
PanCake 2
Cableguysからリリースされているオートパンプラグイン。
複雑なパンのモジュレーションも自由自在に描けます。
小さく振って音に揺らぎを与えたり、大胆に振ってFXやボイスサンプルに道具的な役割を与えたりと、アイデア次第でさまざまな使い道があります。
https://www.cableguys.com/pancake
SPAN
Voxengoからリリースされているスペクトラムアナライザー。
スペクトラムアナライザーとは、ミックス時に耳だけでは補えない箇所を、視覚的に分かりやすく表示してくれる便利アイテムです。
アナライザーは作曲する上で必須アイテムですが、フリープラグインのSPANがあるだけで充分なのでは?と思ってしまうほどに高性能です。
SPANには有料版の『SPAN Plus』があります。
有料版では複数トラックの波形を重ねて表示できるなど、いくつかの機能が追加されていますが、無料版でも充分運用可能です。
https://www.voxengo.com/product/span/
DeeGate
DOTEC-AUDIOからリリースされているゲートプラグイン。
設定した音量より小さい音をカットしてくれるシンプルなプラグイン。
ノイズ除去に使ったり、ドラムサンプルにかけて小気味よいノリを演出したりと使い方はさまざまです。
https://dotec-audio.com/deegain_jp.html
GClip
GVSTからリリースされているクリッパープラグイン。
公式説明では、ウェーブシェーピングシグナルクリッパーと記載されています。
役割としては、信号のレベルが指定した最大値を超えないようにしてくれます。
簡単に説明すると音が強く太くなります。
知名度の高いプラグインではありませんが、ダブステップ系やハード系ジャンルの著名プロデューサーも使用しており、隠れた優良プラグインであることは間違いありません。
https://www.gvst.co.uk/gclip.htm
DJMFilter
OTTと同じく、Serumで有名なXfer Recordsからリリースされているフィルタープラグインです。
簡単にローパス、ハイパスフィルターをかけることができます。
ビルドアップや展開の切り替えなどで使うと、非常に効果的です。
シンプルながら持っていて損はないプラグインです。
https://splice.com/plugins/4442-djmfilter-vst-au-by-xfer-records
A1TriggerGate
A1AUIDOからリリースされているゲートプラグイン。
トランス、ハウス、レゲトンなどに最適なリズミカルなゲートサウンドを簡単に生成することができます。
ADSRの設定ができるため、細かなサウンドのニュアンス調整も可能です。
フリープラグインながら設定できるパラメータも多く、有料級の価値があるプラグインです。
https://a1audio.alexhilton.net/a1triggergate
ValhallaSupermassive
リバーブで有名なValhalla DSPからリリースされているディレイ・リバーブプラグイン。
このプラグインがリリースされたとき、「これ本当に無料でいいの?」の声が多く上がっていたことが記憶に新しいです。
特にディレイとしての人気が非常に高く、音の隙間を埋めたり、幻想的な空間を演出したりと、フリープラグインとは思えない唯一無二の活躍を見せてくれます。
https://valhalladsp.com/shop/reverb/valhalla-supermassive/
まとめ
オススメ便利フリーエフェクトプラグイン12選を紹介しました。
今回紹介したプラグインは、無料とは思えないクオリティのものばかりなので、気になった方はぜひチェックしてみてください!