
「いい感じのメロディが思い浮かばない」
「コード進行やベースまで含めて曲の土台をサクッと作りたい」
そんな悩みを抱えているあなたにおすすめなのが、EVAbeat『Melody Sauce 3』です。メロディ・コード進行・ベースラインをワンクリックでまとめて生成できる魔法のようなプラグインで、楽曲の土台まで一瞬で完成させられます。
本記事では、Melody Sauce 3の5つの魅力や導入する前の注意点、『Scaler 3』との違いを詳しく解説します。Melody Sauce 2からのアップグレード方法やセール情報も紹介しているので、ぜひ参考にしてください!
- メロディのアイデアが浮かばない
- コード進行はできたのに乗せるメロディが決まらない
- 時間をかけずに曲の土台を作りたい
- 普段作らないジャンルにも挑戦してみたい
- Melody Sauce 2からアップグレードするか迷っている
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Melody Sauce 3の通常版はセール価格でも7,780円を超えるため、単体の購入で『ReSing SE』も選択できます。
各プラグインの詳細はこちらの記事で解説しているので、気になる方はぜひチェックしてみてください!
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Melody Sauce 3とは?
Melody Sauce 3は、イギリス・ロンドンに拠点を置くEVAbeat社が開発した作曲支援プラグインです。前作のMelody Sauce 2を一から作り直しており、メロディ・コード進行・ベースラインの3パートをまとめて自動生成できます。
フレーズの生成はAIのように既存の楽曲を学習する仕組みではなく、ルールにもとづくアルゴリズムで行われます。ジャンルごとのルールはプロの音楽プロデューサーと共同で開発されたもので、他人の楽曲を学習データには使用していません。
画面はメロディ・コード・ベースの3つのレイヤーで構成され、レイヤーごとに専用の内蔵音源とリズムが用意されています。コード進行は1,000種類以上、コードとベースのリズムは140種類以上を収録しています。

EVAbeatは小規模な会社で、現在リリースしているのはMelody Sauceシリーズのみです。そのぶん開発にかなりの力が入っており、ユーザーからの意見も積極的に取り入れています!
実際に非常に人気の高いプラグインで、Plugin Boutiqueのセールスランキングでも上位常連です。個人的に「買ってよかったプラグインTOP3」に間違いなくランクインする、チート級最強アシスタントツールだと思っています!
公式デモ動画
その他ジャンルのサウンドデモも公式サイトより確認できます!
Melody Sauce 3の概要
| 製品名 | Melody Sauce 3 |
| 開発メーカー | EVAbeat |
| メーカーURL | https://evabeat.com/ |
| 通常価格 | 99ドル |
| 動作環境(Mac) | macOS 10.14以降(Apple Silicon対応) |
| 動作環境(Windows) | Windows 10以降(64bit) |
| 対応フォーマット | Mac:VST3・AU・AU MIDI FX/Windows:VST3 |
Melody Sauce 2からの主な変更点
Melody Sauce 3は、Melody Sauce 2を一から作り直しており、大幅に機能が追加されています。主な変更点を以下の表にまとめました。
| 項目 | Melody Sauce 2 | Melody Sauce 3 |
|---|---|---|
| メロディの生成 | 最大4小節 | 最大8小節 |
| コード進行の生成 | なし | 1,000種類以上 |
| ベースラインの生成 | なし | あり |
| ピアノロールでの編集 | なし | あり |
| MIDIの読み込みとコード検出 | なし | あり |
| メロディのタイプ設定(Movement・Chord Fit) | なし | あり |
| 手持ちのプラグインを画面内で読み込み | なし(MIDI OUTで外部音源を使用) | あり |
| コードのボイシング | なし | 100種類以上 |
| オーディオの書き出し | なし | あり(WAV) |
| スタイルプリセット | 300種類 | 350種類 |
| 内蔵音源 | 約100種類 | 300種類以上 |
| 内蔵エフェクト | 3種類(Reverb・Delay・Chorus) | 4種類(Wobbleを追加) |
| 画面デザイン | ― | 一新 |
2からの最も大きな変化は、コードとベースが同時に生成できるようになったことです。従来はメロディを作るときだけ、もしくは『Scaler』などのコードアシスタントプラグインと併用するのが主な使い方でしたが、3へのアップデートにより1台で楽曲の土台まで作れるようになりました。
オプション周りも大幅に強化され、MIDIインポートやオーディオエクスポート、フレーズのお気に入り登録、プラグインホスティングなど、ユーザーが求める機能が一気に追加されました。
【音源あり】作曲の手が止まらない!Melody Sauce 3の5つの魅力
Melody Sauce 3がなぜおすすめなのか、5つの魅力にフォーカスしてご紹介します。
- ワンクリックで楽曲のおおまかな土台が完成する
- 歌メロ向きかリフ向きかを選んで狙ったフレーズを作れる
- 気に入った部分を残したままほかだけを作り直せる
- 制作中の曲のコード進行や手持ちの音源と組み合わせられる
- 普段作らないジャンルに挑戦する際の足がかりになる
1.ワンクリックで楽曲のおおまかな土台が完成する
Melody Sauce 3はパッドを1回クリックするだけで、楽曲の土台となるメロディと、それに合うコード進行・ベースラインが最大8小節分まとめて生成されます。複雑な操作は一切なく、ジャンルとスタイルを選択して画面中央のパッドをクリックするだけです。
パッドはクリックする位置によってフレーズの明るさと音数が異なり、上の段ほど明るく、右の列ほど音数が多くなります。同じパッドでもクリックするたびに別のフレーズが生成されるので、イメージに近いものが見つかるまで候補を比べることも可能です。
また、メロディ・コード・ベースはそれぞれオン・オフを切り替えられるので、コードの響きだけを確かめることもできます。

数あるメロディ生成プラグインの中でも、フレーズの自然さは個人的にピカイチです。パッドをクリックするだけで楽曲のおおまかな土台が一瞬で完成するため、曲作りの取っかかりがほしいときに重宝します!
2.歌メロ向きかリフ向きかを選んで狙ったフレーズを作れる
パッドをクリックする前に「Movement」と「Chord Fit」を設定することで、生成されるメロディのタイプをある程度コントロールできます。前作までのように、イメージに合うフレーズが生成されるまでひたすらパッドをクリックし続ける必要はありません。
Movementを切り替えると、メロディに含まれる音の跳躍の多さが変化します。隣り合う音へ順に進むなめらかなメロディを作りたいならFlowing、音が大きく跳ぶ起伏の大きいメロディを作りたいならDynamicを選択しましょう。

Chord Fitでは、メロディをコード進行にどこまで沿わせるかを設定します。コードの構成音に沿うStrictはアルペジオのようなフレーズに適しており、メロディの流れを優先するRelaxedではコードとぶつかる音が混じって緊張感が生まれる場合があります。


設定に迷ったら、歌メロのようなメインメロディはDynamicとRelaxed、シンセのリフはFlowingとStrictの組み合わせがおすすめです!
また、シンコペーション・三連符・スウィング・レガートの設定もできるので、跳ね感が大事なEDMを作る際も活躍します!
3.気に入った部分を残したままほかだけを作り直せる
Chord Lockをオンにすると、コード進行を固定したまま、メロディだけを生成し直せます。気に入ったコード進行が見つかったら固定し、その上に乗せるメロディを探していく流れで作業を進められます。
反対に、メロディの一部を残して周りだけを作り直したい場合はMelody Lockの出番です。ピアノロール上で固定したいノートを選んでロックボタンを押し、その状態でパッドをクリックすると、選択したノートは残したまま新しいフレーズが生成されます。
Variationsでは、ピアノロールで選んだノートの音程やリズムだけを差し替えられます。LightとDarkはリズムを保ったまま明るい音程や暗い音程に置き換え、Rhythmは音程を保ったままリズムだけを生成し直します。
メロディに厚みがほしい場合は、Harmoniseでハモリを重ねましょう。Low・Medium・High・Octave(1オクターブ下)の4種類から選択でき、手間のかかるハモリパートの作成もワンクリックで完了します。


生成したフレーズは、お気に入り登録しておけば別のプロジェクトからも呼び出せるので、使えそうなものはどんどん保存していきましょう!
4.制作中の曲のコード進行や手持ちの音源と組み合わせられる
コード進行のMIDIファイルをMelody Sauce 3のピアノロールへドラッグすると、キーとコードが自動で検出され、そのコード進行に合うメロディとベースが生成されます。制作中の曲のコード進行をもとに楽曲を組み立てたい場合は、MIDIファイルにエクスポートして読み込ませましょう。
Melody Sauce 3は内蔵音源だけでなく、手持ちのインストゥルメントプラグイン(VST3・VST2・AU)をホスティングして鳴らせます。レイヤーごとに別のプラグインを割り当てられるため、普段の楽曲制作プロセスに近い状態で生成したフレーズをチェックできます。
生成したフレーズは、メロディ・コード・ベースを別々のMIDIファイルとしてDAWへドラッグできるほか、WAVのオーディオとしても書き出せます。DAW側の音源を使用したい場合は、MIDI Outで各レイヤーのMIDIを別々のチャンネルに送ることも可能です。

ドラムやコードなどの大まかな土台が完成している曲に、裏メロやシンセのフックを足したいときにも力を発揮します!
また、音色のセットはSound Scenesで名前を付けて保存しておけるので、作曲の取っ掛かりで使う音源が決まっている場合は活用しましょう!
5.普段作らないジャンルに挑戦する際の足がかりになる
Melody Sauce 3で選択できるジャンルは、以下の8種類です。
- Trap
- Hip-Hop
- RnB
- Pop
- Latin
- EDM
- House
- Techno
スタイルプリセットは全ジャンル合わせて約350種類用意されているため、普段作らないジャンルでもそれらしいフレーズを簡単に作ることができます。これら8ジャンルにフレーズが引っ張られたくない場合は、Freeを選択しましょう。
スタイルを選ぶと、内蔵音源の音色やコードのボイシングも含めて、プラグインの設定全体が切り替わります。バッキングの組み立て方や楽器の組み合わせを実際の音で確かめられるため、ジャンルごとの作り方の手本としても役立つ点がメリットです。
内蔵音源は、ピアノやストリングス、シンセなど300種類以上を収録しています。Reverb・Delay・Chorus・Wobbleの4種類のエフェクトも搭載されているため、手持ちの音源を用意しなくても、ジャンルの雰囲気に近い状態でフレーズを確認できます。
どのスタイルにするか迷ったときは、Diceボタンで全ジャンルからランダムにスタイルを選ぶことも可能です。自分では選ばないジャンルのフレーズに触れることで、いつもの手癖から抜け出すきっかけにもなるでしょう。

気に入ったスタイルプリセットは、お気に入り登録しておけばすぐに呼び出せます。毎回350種の中から探すのは大変なので、積極的に活用しましょう!
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- Native Instruments『Reaktor Prism』(約12,000円)
- Excite Audio『Evolve Elastic Lite』(約5,000円)
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Melody Sauce 3の通常版はセール価格でも7,780円を超えるため、単体の購入で『ReSing SE』も選択できます。
各プラグインの詳細はこちらの記事で解説しているので、気になる方はぜひチェックしてみてください!
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Melody Sauce 3を導入する前の注意点
Melody Sauce 3を購入する前に、注意すべきポイントも確認しておきましょう。
- 生成されるのは8小節の叩き台で仕上げにはDAWでの編集が必要
- ジャンルとコードの種類が限られ対応しにくい曲調がある
- ベースはルート音のみで動きのあるラインは自分で作る必要がある
1.生成されるのは8小節の叩き台で仕上げにはDAWでの編集が必要
Melody Sauce 3が生成するのは最大8小節で完結するフレーズで、Aメロやサビといった曲全体の構成までは作成できません。生成したフレーズを並べても前後のつながりは考慮されないため、1曲に組み立てる作業はDAW側で行う必要があります。
また、生成されるフレーズは各ジャンルの典型に近く、そのまま使うと無難な印象になりやすい傾向があります。音程やリズムを崩したり、別の音源に差し替えたりして、自分の曲になじませましょう。
なお、プラグイン内のピアノロールでもノートの追加や長さの変更はできますが、メロディは同時に1音までしか置けず、コードとベースのノートは表示されるだけで直接編集できません。

細かい作り込みは、MIDIで書き出してからDAWのピアノロールで行うのがおすすめです。あくまで曲の取っかかりを作るツールと割り切ると、使い勝手の良さが際立ちます!
2.ジャンルとコードの種類が限られ対応しにくい曲調がある
現時点で選択できるジャンルはダンスミュージックとポップス系の8種類で、ロックやアコースティック系のジャンルはありません。こうした曲で使用する場合は、スタイルを持たないFreeを選んですべての設定を自分で決めるか、近いジャンルで代用することになります。
また、メロディの生成アルゴリズムが改良され、編集機能も充実したとはいえ、複雑なフレーズの生成は未だに苦手としています。トランス系のアルペジオリードや、ジャズ系のグレースノートを含んだ揺らぎ感のあるフレーズを作りたい場合は、生成されたMIDIを自身で編集する必要があります。
対応するコードの種類は、メジャー・マイナー・セブンスなど13種類です。ボイシングパターンこそ100種類以上収録されていますが、m7b5のような複雑なコードには非対応で、MIDIファイルから読み込んだ「Aadd9」が「A」として扱われるように、近いコードに簡略化される場合があります。

ロックやジャズのように、凝ったコード進行を自分で組み立てたい場合は、コード進行の構築が得意な『Scaler 3』と比べてみるのもおすすめです!
3.ベースはルート音のみで動きのあるラインは自分で作る必要がある
ベースレイヤーが演奏するのは、各コードのルート音だけです。リズムパターンは選択できますが、コードの構成音を行き来するような動きのあるベースラインは生成されません。
また、コードも選んだボイシングとリズムパターンで和音を演奏するだけです。動きのあるベースラインや凝ったバッキングが作りたい場合は、MIDIで書き出してからDAWで手を加える必要があります。

ルート音のみとはいえ、リズムパターンの種類が豊富なので曲の土台としては十分な役割を発揮します。動きのあるラインがほしいときだけ、DAWでフレーズを足していくのがおすすめです!
Melody Sauce 3の基本的な使い方
ここからは、Melody Sauce 3の基本的な使い方を4つの場面に分けてご紹介します。
ジャンルとスタイルを選んでパッドで生成する
最も一般的な「ジャンルとスタイルを選んでフレーズを生成」する方法は以下の通りです。
- Keyでキーを選んでKey Lockをオンにする(オフの場合は生成のたびにキーがランダムに変わる)
- 作りたいジャンルを選ぶ
- 表示されたスタイルの一覧から1つを選ぶ
- MovementとChord Fitで生成するメロディのタイプを決める
- 画面中央のパッドをクリックして生成する
- 気に入った部分をChord LockやMelody Lockで固定してパッドをクリックし直す
- 気に入ったクリップは星マークでお気に入りに登録する
生成したフレーズは、画面右側のMelody Bankにクリップとして保存されます。お気に入りに登録したクリップは、ほかのプロジェクトからも呼び出すことが可能です。
MovementとChord Fitの設定はこれから生成するメロディにだけ反映されるため、生成済みのクリップには影響しません。なお、スタイルやジャンルを変えると、Chord Lockは保持されますが、Melody Lockは解除されます。

続けて生成すると今のクリップが上書きされるので、残したいフレーズがあるときは先に「+」(Add New Clip)で空のクリップを追加しておきましょう!
現在のクリップを複製したいときは、Macの場合はCmdキー、Windowsの場合はCtrlキーを押しながら「新規クリップを追加」をクリックしてください。
自作のコード進行を読み込んでメロディを付ける
すでにコード進行を用意している場合は、以下の手順で読み込みましょう。
- DAWでコード進行を打ち込んでMIDIファイルに書き出す
- 書き出したMIDIファイルをMelody Sauce 3のピアノロールにドラッグする
- 検出されたキーとコードを確認する
- パッドをクリックしてメロディを生成する
なお、正確に検出できるのは3音以上のコードがきれいに並んだMIDIファイルです。単音のメロディや2音の和音、メロディ・コード・ベースが混ざったファイルは、正しく検出されない場合があります。読み込まれるのはコードの種類だけで、MIDIファイルのノートそのものは取り込まれません。

DAW上でコードのトラックだけをMIDIファイルに書き出しておくと、検出ミスを減らせます!
手持ちのインストゥルメントプラグインを読み込んで使用する
普段使用している音源でフレーズを確認したい場合は、以下の手順でホスティングを設定しましょう。
- 歯車アイコンの設定メニューから「Scan Plugins」を実行する
- メロディ・コード・ベースのサウンドメニューで「Plugins」を開く
- 一覧から読み込みたいプラグインを選ぶ
- 「Open Plugin Window」でプラグインの画面を開いて音色を調整する
KontaktやOmnisphereのように複数の音色を扱うプラグインで音が出ない場合は、音色のMIDIチャンネルを1かOmni(Any)に設定してください。Melody Sauce 3は、読み込んだプラグインにMIDIチャンネル1で信号を送っているためです。
なお、DAWに付属する音源や32bitのプラグインは読み込めません。また、内蔵エフェクトは読み込んだプラグインにはかからないため、エフェクトはプラグイン側かDAW側で用意しましょう。Logic ProのAU MIDI FX版ではこの機能を使用できず、インストゥルメントとして読み込む必要があります。
生成したフレーズをDAWへ書き出す
生成したフレーズをMIDIで書き出す場合は、Melody BankのクリップにあるドラッグアイコンをDAWのMIDIトラックや音源トラックへドラッグします。レイヤーごとに別々のMIDIファイルとして書き出されるので、メロディだけがほしいときはコードとベースをオフにしてからドラッグしてください。
オーディオで書き出す場合は、Melody Bank上部の「Audio」ボタンをクリックします。書き出されるのは、全体のミックスとメロディ・コード・ベースそれぞれのステムです。書き出しが終わるとボタンの表示が「WAV」に変わり、そのままDAWへドラッグして取り込めます。

Cubaseでは、メロディ・コード・ベースをまとめてドラッグで取り込むことができません。設定メニューの「Export MIDI…」でMIDIファイルを書き出してから読み込むか、2つのレイヤーをオフにして1レイヤーずつドラッグしましょう。
Melody Sauce 3とScaler 3はどっちがおすすめ?
Melody Sauce 3は、同系統の作曲支援プラグインであるScaler Music『Scaler 3』とよく比較されることがあります。それぞれの主な違いは以下の通りです。
| 項目 | Melody Sauce 3 | Scaler 3 |
|---|---|---|
| 主な役割 | メロディ・コード・ベースを同時に生成 | コード進行の構築と検出が中心 |
| コード進行 | スタイルに合わせて自動で生成 | 1,000以上のコードセットから選んで組み立てる |
| メロディやベース | パッドをクリックするとまとめて生成 | 選んだコードからメロディやアルペジオ・ベースラインを作成 |
| コードの検出 | MIDIファイルから検出 | MIDIとオーディオから検出 |
| 内蔵音源 | 300種類以上 | 50種類 |
| 対応フォーマット | VST3・AU・AU MIDI FX | VST・VST3・AU・AAX・スタンドアロン |
| 体験版 | なし | あり |
| 通常価格 | 99ドル | 99ドル |
Scaler 3は、1,000以上のコードセットから選んだり、次に置くコードの提案を受けたりしながら、コード進行を一から組み立てるのが得意なツールです。選んだコードからメロディやアルペジオ、ベースラインを作成する機能もあり、AAX形式やスタンドアロンにも対応しています。
ただし、Scaler 3は機能が多く、提案されたコードの良し悪しを判断するにはある程度の音楽理論が求められます。一方のMelody Sauce 3は、パッドをクリックするだけでメロディ・コード・ベースがまとめて生成されるため、求められるのは好みかどうかを耳で判断することのみです。
何も浮かばない状態から曲の方向性を決めたい方や、理論を学ぶより先に曲を形にしたい方にはMelody Sauce 3、コード進行をじっくり練り上げたい方やPro Toolsで作業している方にはScaler 3がおすすめです。

Scaler 3で組んだコード進行をMIDIで書き出し、Melody Sauce 3に読み込んでメロディを付けるという併用の仕方もあります!

Melody Sauce 2ユーザーはアップグレードすべき?
Melody Sauce 1・2を持っている方は、アップグレード版を購入すれば、新規購入よりも安くMelody Sauce 3へ移行できます。アップグレード版の通常価格は39ドルで、新規購入(99ドル)の半額以下です。
また、アップグレードしたあとでもMelody Sauce 2は使用できます。アップグレード版のシリアル1つでMelody Sauce 3とMelody Sauce 2の両方を認証でき、Melody Sauce 2を再認証するときも元のシリアルを入力し直す必要はありません。
アップグレード版の認証手順は以下の通りです。
- DAWでMelody Sauce 3を立ち上げる
- 認証画面で「Upgrade」タブを開く
- 1つ目の欄にMelody Sauce 1か2のシリアルを入力して「Verify」をクリックする
- 2つ目の欄にアップグレード版のシリアルを入力して「Activate」をクリックする
※認証にはインターネット接続が必要です

2とは別物レベルでパワーアップしているので、絶対に乗り換えるべきだと断言できます!
Melody Sauce 3のよくある質問
体験版はある?
Melody Sauce 3に体験版は用意されていません。EVAbeat公式ストアで購入した場合は、購入から7日間の返金保証があり、support@evabeat.comに連絡すると返金を受けられます。販売店で購入する場合は、各販売店の返金規定もあわせて確認しておくと安心です。
日本語に対応している?
画面の表記とユーザーガイドは英語ですが、各つまみやボタンにマウスを重ねると画面下部に表示される説明(ツールチップ)は、日本語に切り替えられます。歯車アイコンの設定メニューから「Tooltip language」を開き、日本語を選択してください。
生成したフレーズは商用利用できる?
生成したメロディ・コード進行・ベースラインはロイヤリティフリーで、自分の楽曲として商用リリースや配信、シンク(映像作品などへの楽曲提供)に使用できます。ただし、生成したMIDIやオーディオをそのまま使って、サンプルパックやループ素材のような競合製品を作ることは禁止されています。
対応しているDAWは?
Melody Sauce 3は主要なDAWに対応しており、VST3かAUのプラグインを読み込めれば基本的に使用できます。Bitwig StudioやREAPER、GarageBandにも対応していますが、Pro Toolsで使われるAAX形式には対応していません。
何台のパソコンで使用できる?
Melody Sauce 3は1つのライセンスで4台まで認証できます。パソコンを買い替える場合は、設定メニューの「De-Authorize This Computer」で古いパソコンの認証を解除してから移行しましょう。
Melody Sauce 3の過去のセール情報
Melody Sauce 3は発売以来、Plugin Boutiqueを中心にほぼ毎月セールが開催されています。通常版は20%オフ、アップグレード版は25%オフが基本ですが、2026年11月のセールでは通常版が30%オフ、アップグレード版が51%オフまで下がりました。
購入可能サイト
Melody Sauce 3はEVAbeat公式サイトのほか、Plugin BoutiqueやSONICWIREでも購入できます。
Plugin Boutiqueは海外サイトですが、サイト構造が分かりやすく、日本語サポートにも対応しているため、初心者でも安心して利用できます。また、有料製品(1円以上)を購入すると、おまけでプラグインがもらえるキャンペーンが毎月開催されているので、ぜひチェックしてみてください!
なお、EVAbeat公式サイトでは購入から7日間の返金保証があります。Plugin Boutiqueのように無料ギフトはもらえませんが、合わなかったときのことを考えたい人は公式サイトからの購入も検討しましょう。
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まとめ
本記事では、EVAbeat『Melody Sauce 3』についてご紹介しました。今回の要点をおさらいしましょう!
メロディが浮かばずに手が止まったとき、パッドをクリックするだけで次の一手を提案してくれるのがMelody Sauce 3の魅力です。楽曲制作のレベルとスピードをワンランクアップしたい方は、ぜひチェックしてみてください!




